昨今、古着が高騰している中でビンテージデニムがフォーカスされています。
ファーストビンテージデニムでおすすめなのは「66後期」になります。
私も初めてのビンテージデニムはこの66後期です。ポイントをおさえれば自分で鑑定できます。
自分でディテールが分かるとより一層楽しさ倍増です。
この記事を参考にして古着屋さんでぜひ探してみてください。
リーバイス501 66後期について
1978年から80年までに作られたものです。基本的に66後期はたて落ちはしないと言われています。私はのっぺりとした水色で薄い感じ色落ちが大好きです。夏場とかに着用もGOODです。
リーバイス501 66後期のディテール
- 紙パッチにCARE INSTRUCTIONスタンプが押されている。(内側のタグに収縮率が8%と記載)
- ボタン裏が6番 テキサス州のエルパソ工場→その後、524番になる。白タグに製造年、月、工場番号が記載されている。
- バックポケット裏 チェーンステッチ。
- 赤タブがサークルR(通常はlevis小文字)。
- アウトシームが赤耳になっている。
紙パッチにCARE INSTRUCTION INSIDE GARMENTと記載されています。
こちらの個体はトップボタンが6になります。数字に記載されている番号は生産された工場が記されています。6番は(エルパソ工場)→81年以降は524番へ移行されました。
内側のタグを見て洗濯をして下さいと書いてあります。
尚、内タグに収縮率が8%なら66後期モデル。
10%は赤耳(81年以降モデル)になります。
上記の写真で上から3列目
左から、製造年、月、工場番号になります。
製造年79年 月は9月 工場番号は6番工場で製造されたとなります。
バックポケット裏がチェーンステッチ!!
66前期になるとシングルステッチになります。
私はデニムをディグるとき必ず最初に見てしまうディテールです。
内股がシングルステッチ!!赤耳モデルまでシングルステッチで以降はダブルステッチになります。
赤タブは通常リーバイスタブなのですが、こちらの個体はR(サークルR)です。あまり古着屋さんで最近は見かけないので見かけたら購入することをおすすめします。
アウトシームが赤耳になっている。
裾をめくると赤耳だとテンションMAX上がります(笑)。
以上が66後期のディティールの説明になります。
- バックポケット裏のシングルステッチになっているか
- 内股のシングルステッチの確認
- 内タグの収縮率が8%
簡単に判別するには、こちらの三点を見て頂ければOKです。
ビンテージデニムは時を重ねているのでインディゴの独特な風合いがでているのが魅力です。
こちらの記事を読んで少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました
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