リーバイス501の80年代のデニムでディティールが不安定な時期がありました。私がデニムにはまったきっかけは、年代によって色落ちや形状が異なることが面白いと感じたことです。絶賛デニム沼にドはまり中です(笑)。今回紹介するデニムは80年代の後半のデニムになります。工場番号が653番でアメリカ製の中でも珍しい個体になります。状態は雰囲気系でダメージもありますが、お気に入りの一本です。
リーバイス501 80’s(後期)~サイドシーム金糸の脇割り~
- 全体のディティールについて
- トップボタン・フライボタンはナイロンフットボタンが特徴
- バックポケットはチェーンステッチ・赤タブは刺繡でスモールe
- 紙パッチ501 66後期と80’s後期との比較
- 内側の白タグ 縮みが10%表記 工場番号653 製造年月日1986年 12月
- インシームはタブルスティッチ・アウトシームは金糸の脇割り
- まとめ(感想)
1.全体のディティールについて
80’s特有のアイスブルーで色残りは3、4割残っていて薄っすらとヒゲがある個体です。また、両膝にダメージと所々にペンキの跡があったりと前のオーナーがリアルワークで使用していたのかなー。なんて妄想しています。ダメージありのデニムは夏履きにはもってこいですよね。
2.トップボタン・フライボタンはナイロンフットボタンが特徴
トップボタン・フライボタンがシルバーボタンではなく、ナイロンフットボタンになります。製造されていた期間は1年と短期間です。プラスチックで作られているけど実際に着用してボタンが割れたり、取れたりとかは今の所ないです。
3.バックポケットはチェーンステッチ・赤タブは刺繡でスモールe
バックポケットの裏はチェーンステッチ!!アーキュエイトステッチもオレンジです。
赤タブはスモールeマーク。ポケットのかんぬきはオレンジ。80’sの個体は刺繍タグだけど80’s初期はペンキタブもありました。
4.紙パッチ501 66後期と80’s後期との比較
66後期は右よりに紙パッチがついているけど、80’s後期のデニムはセンターループの近くに紙パッチがついています。こういう違いを発見すると楽しいです。
5.内側の白タグ 縮みが10%表記 工場番号653 製造年月日1986年 12月
内側の白タグの表記で収縮率が10%なので赤耳以降モデル。工場番号は653。諸説ありますが653番工場はリーバイスの製造工場ではなく、他社の工場で生産されていたそうです。なのでディティールが安定していなかったりしているのかもしれないですね。
6.インシームはタブルスティッチ・アウトシームは金糸の脇割り
インシームはダブルステッチ。アウトシームは金糸の脇割りになります。普通の個体は白糸の脇割りなんです。ロールアップしたりしなきゃわからないディティールですけど、こちらが金糸の脇割りだと自己満足ですがテンションが上がります(笑)。
7.まとめ(感想)
今回は、80’sのリーバイスの501後期の紹介をしてみました。80年代はディティールの仕様が多種多様で、他の年代にないディティールが魅力的に感じました。皆さんのお気に入りの年代はいつでしょうか?よかったら教えていただけたら嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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